京介のピアスにはちょっと妄想があって、
基本ウチのトニ京ってお互いに一歩引き合って、出来そうで出来ない関係なのですが、
京介はトニーの事すごく好きだし、トニーだって京介の事すごく大事で愛しくってたまらないのです。
しかし、出来ていない二人の事、四六時中傍にいたくても、大義名分がないものですから（恋人っていうね）
京介はトニーの髪の色の薄紫のピアスを身につけるようになるのです。
そしたら、トニーが傍にいてくれてる気がするから、何だかいい気分(*´∀｀*)
二つ付ける時は、薄紫と黒（これはハイネックの服の）で、マミーに「変な組み合わせ～」って言われても
「いーんだよ。アホ。」ぐらいで終わり。おしゃれさんでもそこは譲れない、変でもいいもん、みたいな。
っていうか、そんなことマミーに言われたら京介チギー！って怒るかも。
ウチの京介ちゃんは妄想逞しく、マミーとトニーが出来てると勘違いしちゃってますから。←
「そりゃいっつもトニーといるあんたには関係ねーだろうさ！俺の気持ちなんかわかんねーよ！」
って怒って、走り去ったあと、自己嫌悪～。
（マミーに八つ当たり良くない。分かってるのに。こんな俺だからトニーの一番になれないんだ。
…一番になるとかおこがましいな、そんな相手じゃねーよ、俺。俺なんかガキの頃からトニーの後ろ
ちまちま付いてってただけだもんな…。…マミーとは、根本的に違うんだもんな…。）←悶々
まぁどっちにしろ、トニーのようなピアスをし続ける京介ですが、
誕生日にトニーとお出掛けしてプレゼントを買ってもらえることになりました！
（トニー的にはこっそりデートのつもり。大人気ないと分かってても、リーダーズに京介を取られたくない。）
京介はトニー色のデザインの違うピアスを欲しがります。
そしてもう一つ、自分の髪色のピアスも欲しがりました。
トニーは快くそれらをプレゼント。滅多にない京介からのおねだりも可愛いものです。
そして二つを付けるのかと思いきや、京介はトニーに青いピアスの方を渡して、
「トニー、まだピアス穴、あるんだろ？…校則とかあるだろうし…休みの日だけでいいからさ、
これ付けててくれよ。なぁ、だめ…？…いや…？」
とこの日一番の甘いおねだり。
のはずなのに、少し京介は切なそうな顔をしています。
そこが少々気にかかるトニーですが、上目遣いの可愛い京介に返事は決まりきっています。
それから、トニーは京介の色の、京介はトニーの色のピアスで耳元を飾るようになりました。
こっそり伝えた京介の想いはトニーに伝わったのかはわかりませんが、
ずっと傍にいたいという願望は、その青いピアスのおかげで満たされたような気がしたのです。
おしまいおしまい。
後日、マミーに真っ赤なピアスをもらい、京介のトニー色ピアスを代わりに取られて、
マミーは元京介のトニー色ピアス、京介はマミーからもらった真っ赤なピアスをするようになって、
トニーはそこでやっとハッと気づくのです。
でも、もう京介の耳には自分はいなくて、代わりにマミーがいるのです。
（自分色は何故か、マミーに取られてるし。何で京介もマミー色なんかつけてるんだ。）←悶々
嫉妬がどうしても抑えられなくなったトニーは、マミーにチクチク言葉責め攻撃。
マミー的に
「うるせーな、大体お前が捕まえてねーからだろ。俺悪くねーし。
このままだったら、俺がもらうぜ。あいつはフリーなんだろ？別にいいじゃん。」ってかんじ。
結構本気のマミーに、トニー焦る。
「ずっと京介は俺しか見てないし、京介は俺のなんだから！！」とか言って通じる相手じゃない。
ましてや相手は、自分も引きこまれたぐらいのカリスマ性があるんだし。
トニーは思い切って、京介に赤いピアスをしてほしくない、と伝えることにしました。
理由は言いません。
「何で、マミーの恋路の手助けをしてやらなきゃいけないんだ。」ってことで言わなかったのですが、
京介はここでも勘違いして、「俺の恋人の色、身につけてんじゃねーよってか…」と
赤いピアスもしなくなったけど、結局トニー色のピアスもしなくなり、トニーは頭を悩ませるのでした。
おしまいおしまい。
後日談の終わり方やだなぁ←
ここからどうにかハッピーエンドに持っていきたいです。
だって幸せちゅっちゅｖｖなトニ京が大好きだから！！！
じゃぁ上の絵は、出来あがった後のトニ京ってことでｗ
遠回りをすればするほど、エッチが長くしつこくなりそうな気がするのは何故だろう…ｗ
きっと、トニーが今までを思って、京介をじっくりたっぷり味わおうとするからだね！！←
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