> リーダー的ブログ(*´∀`*) 忍者ブログ

リーダー的ブログ(*´∀`*)

世紀末リーダー伝たけし!の萌えを吐き出す場所です。 苦手な人は窓を閉じてお帰りください。
MENU

ENTRY NAVI

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

心理2

繰り返されるのは、欺瞞に満ちた言動。
真の胸中など、見せられるはずもない。


京介が帰ってきた。
決まって俺は笑顔で、京介を腕の中に迎え入れる。
京介も黙ってそれに従う。
それはまるで、儀式のようで。

顔を伏せると、丁度鼻先に京介のさらさらとした髪の毛がある。
京介の香りに満たされて、俺はうっとりと目を細めた。
京介の体温と、鼓動と、息遣いがはっきりと分かる距離。
本当に幸せで、このまま溶けあえたら、とさえ思った。

俺はとっくの昔に、リーダーなんかじゃなかったのかもしれない。
自分の中には悪に立ち向かう、明瞭な正義は確かにあったが、
それに羨望と尊敬の眼差しを向ける俺よりも小さな存在があったから、
絶望の底を味わった今でもリーダーなんて続けているのだろう。

心のどこかで恐れているのだ。
『リーダーでない自分は、はたして京介にとって価値のある人間なのだろうか?』
『リーダーでなくても、京介は自分を慕ってくれるのだろうか?』
『一度、あんなに傷つけて、京介の期待を踏みにじったのに?』
『もし、見限られてしまったら?』

結論はいつも、『次は、ないんだ。』
京介の前で、少しの失態も見せることは許されなかった。
自分は、京介の理想のリーダーであらねばならない。
京介を常に、自分に引き付けておかないと気が済まない。
京介が、自分以外の誰かに気をとられることさえ、耐えられなかった。

『京介が離れていくのが、怖い。』

今だって、本当は間違った方法なのだと、いけないことなのだと、頭では分かっている。
京介をこんな風に縛りつけたって、そこに何の意味もない。
京介の気持ちは見えないままだし、自分の気持ちを京介に曝け出すこともできない。
京介に抱いた、淫らで醜いこの感情。
自分の中で、こっそり、静かに、消してしまえればよかったのに。

(…そんなの無理だった…。)

何年、京介を想い続けたんだろう。
何度も自分を誤魔化した、騙した、言い聞かせた。
それでもやっぱりこの気持ちは朽ちてくれずに、しっかりと心に根を張ったまま、
それどころかすくすく育って、もう手に負えない。

京介が俺に笑いかけるたびに、名前を呼ぶたびに、隣に寄り添うたびに。
それを養分にして、気持ちがどんどん大きくなっていくのがわかる。
既に悲鳴に似た、懇願する心の叫びは、俺を卑劣な行動に導いた。

(本当は、自分だけでさっさとグループを潰せるくせに!)






「京介…」

返事はない。
京介は情事中はいつも口を固く結んだまま開かなかった。
乱れているはずの呼吸さえ、枕やシーツで消してしまう。
そして頑なに己の表情を見せることを拒んだ。
向き合って抱けば、ギュッと目を瞑り、口元を両手で押さえるし、
後ろから抱けば、枕に顔を押さえつける。

無条件で、京介の意見を聞き入れない、こんな状態に持っていった後ろめたさがあったからか、
自分から京介に『俺を見てくれ。』なんて言えなかった。
もしかしたら、京介は心と体の負担を軽くしたくて、
脳内で別の誰かを想い浮かべていたのかもしれない。
そんな考えが頭をよぎると、決まって俺の動きは乱暴になった。
京介には、最高に優しくしてあげたいのに。
心の底から愛でてあげたいのに。
慈愛と残忍な感情が入り混じり、頭の中は靄掛かって、はっきりした意識を保てない。

いいとも、痛いとも言ってはくれない。
名前を呼んでくれることもない。
独りよがりの性行為にすぎないのに、どうして京介を求め続けてしまうのだろう?

「京介…」

縋るように、祈るように京介の耳元で名前を囁き続けると、ゆるり、京介の目が開いた。
途端、ジワリと目元には大粒の涙が浮かぶ。
紅潮した頬にすっと流れて、眉根を悩ましげに寄せた。
キラキラと光る瞳が、今の一瞬、俺を見つめているのかと思うと、
嬉しくて切なくて、胸が張り裂けそうだった。

こんなに京介が愛しい。

「京介…っ」

京介に覆いかぶさった状態で、力の限り、京介を抱きしめた。
京介の脇から自分の腕を通して、京介の背中と頭をぎゅうっと自分に押し付ける。
それでも京介は、俺に腕をまわしてくれることはなかった。

ただ初めて『…っ、ふぅぅ…っ』と詰まった小さな声をあげた。
小さめの、赤く熟れた唇を食べてしまいたかった。
汗に濡れた髪を優しくかきあげながら、俺は京介の頬を撫でた。
このまま俺が達さなければ、京介の中にずっと留まる事ができるのだろうかと
馬鹿げたことを考えながら。




そうして今日も、一日でも長く京介との関係を続けられるように、
子供騙しな『戦略』を立てている。


**********************************************************************************

つづく…と思う!
今回はトニー独白な感じで書いてみたけど、
トニーの気持ちちっとも書ききれてないよぉおおう!!!涙

もじゃに『お前はまだたけしラバーなのか?』と言われたけど、
もちろんだよ。もう泥沼にはまって抜け出せないぐらいだよ。と答えたい。(^▽^笑)

トニ京好きだぁぁぁっ!!!!!大好きなんだぁぁぁぁっ!!!!

拍手[7回]

PR

拍手返信v

tonikyou5.jpg

拍手ありがとうございます!嬉しいっ(*´∀`*)
京介が可愛くて可愛くてたまらないトニーとかたまらんな…と思って衝動的に描いた←

拍手返信は下に折りたたんでおきます!

拍手[4回]

心理

「やめた方がいいな。京介、それには関わらない方がいい。」

そう言い放った瞬間、京介の目が見開かれて、小さめな唇をギュッと噛みしめた。
俺の言い方が冷たかったのか、はたまた、自分の意見を易々と否定されたからか。
どちらにしろ、「京介だけ」では荷が重すぎると判断した。
だから、率直な意見として、京介の行動を制した。

京介の身を案じて。
京介を危ない目にあわせないために。

(本当はそんなこと、全部建前の癖に。)

俺より小さく細い指が、そっと腕に絡んでくる。
若干震えているのか、縋るように俺を呼ぶ声が心地よかった。

「トニー、頼むよ。俺…これだけは…じゃないと…」

「リーダーとして大きくなれないっていいたいのか?だがそれは力量があってからの話で…」

「俺だけじゃ無理だっていうんなら、お願いだトニー、あんたの力を貸してほしい…っ」

無表情の仮面の下、捕食者のようなニタリとした笑みをこぼす。

あぁ、京介。
きっとお前は少しの屈辱感を味わっているんだろうな。
俺に憧れていると言ってくれた、目標にしていると、俺を超えてみせると。
その俺に、まだ敵わないと認めたも同然の言葉と、離れきれないという心情と。

決してお前にとって気持ちのいい感情ではないだろう。
だが俺にとっては、言葉に代え難いほどの高揚感と、お前を己の掌の上で眺めているような優越感。
京介を引き込むまで、あと少し。

「…そうしてやりたいのも山々だが…互いにリスクが多すぎる…今回ばかりは悪いが…」

「…っ!!頼む、トニー!俺っ、これを片づけられたら、片づけられるためなら…っ!
何でもするからっ、トニーの言うことだって、何でも聞く!単独行動も取らない!
だから…っ!!」

つり目気味の、それでもクルリとした瞳に薄く涙の膜を張らせて、必死に俺に縋る京介は、
身体を必死で押さえていないと今にも抱きつぶしてしまいたくなるほどの愛らしさ。
ぞくぞくと背筋が震える、鼓動が大きく高鳴りだす、全身に熱い血が流れ出すのを感じる。
加護欲と加虐心を同時にそそりたてる、その表情。

馬鹿だな、京介。
そんな言葉を簡単に。

「……本当に、俺の言うことを全て聞けるか……?」

そっと京介の頬を撫であげ、静かに囁いた。





それからトニーは、京介に的確な指示を与えては、敵対するグループの足元を崩していった。
京介が少しでも危険な目に合う可能性がある場合には、自らが動き、潰してくる。
たった「二人」の策略と行動。
それだけで、今まで京介だけでは歯が立たなかった巨大なグループには、穴が空き始めていたのである。

京介はトニーの力を再確認するとともに、更にトニーが自分の中で神聖化されていくのが分かった。
その感情は、憧れというには、既に高みに登りつめていたのである。
トニーに近づきたい、そう思う反面、自分の手でその人を掴むには、あまりに恐れ多い気がした。
京介自身、自分を卑下しているわけではないのだが、それだけトニーは凄かった。
京介の求めるものを、トニーはすべて持っている。
頭脳も、強さも、美しさでさえ、トニーは溢れるほどに満たされていた。

「京介、お疲れ様。よくやったな。」

「ん…」

「こっちにおいで。…怪我はしなかったか?」

トニーは京介を己の方へ呼び寄せると、そっとその身体に腕をまわした。
ふーと安堵のような、やっと満たされたと言わんばかりのため息を吐くと、トニーは更に強く京介を抱き寄せて、
身体の所々を大きな掌で念入りに確かめるように触れた。
京介はその手の動きに、ピクリと身体を反応させる。
それさえ嬉しいのか、トニーは京介の頭を優しく撫でた。

トニーの言うことなら何でも聞くと言った京介に、トニーが要求したことは「京介自身を己に捧げること」だった。
『これから俺が指示を出していくとするなら、お前の行動一つ俺が決めさせてもらうことになる。
この争いが終わるまでの間は、その身体も、心も、お前のものじゃない。
もちろん、お前がその身体、その心に、傷一つ作ることさえ俺は許さない。
それが我慢できるなら、俺はお前の手助けをしてやりたいと思っている。』

トニーの言葉に、京介は必死に頷いた。
そんなこと、京介にとっては安いものだった。
むしろ喜びさえ感じられるこの条件に、京介はそれなりの幸せを見出していた。

(この期間だけは、俺はトニーのもの。)

例え期限付きであったって、トニーが、自分を見つめていなくたって。
自分の身体も心も魂も、今、全てトニーの為にある。

「京介…。」

トニーの手が、京介の服を解くように軽やかに脱がせていく。
京介は決まって、そっと目を瞑った。
口を固く閉じて、トニーにされるがままになる。

触れる唇も、耳元で囁く声も。
自分のものではなくても、愛しかった。
トニーの腕の中にいる時だけは、対等の位置に立っていられる気がしたから。
本当に必要とされていると、大事にされていると思えたから。


京介はトニーに恋をしていた。
幼くも儚い、恋をしていた。


*********************************************************************

つづく…?のかな…?(笑)(*´∀`*)
久々に文章書いた!腕落ちたね、完璧に…←

拍手[6回]

最近は


kyousuke3.jpg

手ブロばっかり描いてます。(絵師でもないくせに)
結構楽しくって、rakugaki程度にがりがりと・:*:・(*´▽`*)・:*:・
ブログパーツ貼りましたから、興味の湧いた方はMENUからどうぞ!

ていうか、背後注意の絵だったかな…?裸だし…。


私がたけし!にはまってそろそろ1年が経ちます。
前からギャグ漫画系は好きで、たけし!の漫画を知ったのは父が友人から
もらってきたたけし!のコミックス1巻がきっかけでした。
それからずーっとたけし!が好きだったんですが、ガキ故に
コミックスを買って読む、という価値観が自分の中でまだなくて、
そんでしまぶーもにゃもにゃで連載中止になっちゃって、
その時はたけし!好きだったのにな~ぐらいで、
愛蔵版になっていたことも、完結したことも、実は全く知りませんでした。

オタク化して(またの名を成長という←)結構お金も自分で持てるようになって、
それで色んなジャンルにはまりながら、たけし!はいつか全巻集めたいな~と思っていたら、
母がたまたま寄ったブックオフで『たけし!が1巻だけあって100円やった。』と
愛蔵版の4巻を買ってきてくれたわけです。

これが私のドマイナー一直線のスタートラインだったのでしょう。←
結構ぼろぼろで『こりゃ100円のはずだわ…』と思わせる黄ばみとカバーのずれ…。
でも、中身は読めるんだから、とそこらへんは気にせず読むと、
『何だこのイケメンパラダイスは…!!!!』ですよwww

だって丁度イケメン黄金時代が活躍する巻ですよ?
トニーと京介のエピソードがぎっしり詰まった巻ですよ?

トニーと京介にどっぷりにもなるよね★☆←

トニーのようなイケメンで過去背負ってるタイプ大好きだし、
京介みたいな一匹狼風吹かす割に、仲間想いでいい奴とか堪らんし、
たけし自体も馬鹿で時々小学生で、面白くて愛してるし、
それに加えて、馬場のボンチュー抱擁、ボンチューマミーと初対面&初愛の拳交わり
月彦の『僕を助けにきてくれたんじゃないんだね…』(笑)、
月彦の就寝時間を何故か知っていて、すげぇメガネに執着するミヤ(笑)、
いきがるけど脇役謙遜を馬場に認められるつばき、
マミーの毛皮のコートを注意してボコされる順平、
もう、何て言っていいやら…!!!!!!・:*:・(*´▽`*)・:*:・

とりあえず、萌えの宝庫でしたね。
こんなに初めてのキャラ達にハートを鷲掴みにされることってなかったんですが、
やられました…、ていうか、久々にコミックス読んでハマりました。
(大体は私は人様のサイト回ってて二次からハマるタイプ。それかアニメ見てハマるタイプ。)

もう本当にたけし!が好き!!!
私の好きな漫画ランキング一位じゃないかってぐらい!
すももももももとタメ張る…!!!(これと一位争いww)


姉には『何が面白いかわからん…。』と言われますが、姉だって読んでる時は笑ってます。
本当は面白いけど、認めたくないんですね。んもぅ、照れ屋さんっ☆←
トリコも面白いし、しまぶー自体が私は大好きです。


トリコの影響でたけし!がまた注目されないかな~…←
トニ京サイト様、なかなかいらっしゃらないんだもん…。
馬場ボンも好きだし…テキサンも好きだし…ああぁ~~!!!


今回は自分の話ばかりで申し訳ないです(;´д`)
トニ京のこと四六時中考えてるので、文章化したいんですが、
如何せん京介が身を引きたがる…そしてトニーがそれを悲しんで病んデレ化してしまう…。
ふおおおぉぅ!!トニ京おうぅうう!好きだぁぁぁっ!!

(大体私はこう絶叫して締めるな…。って最近気付いた。)


拍手[6回]

ヤパパーヤパパー♪

うちにらんま1/2があるんですが、久々に読むと面白いですね~vv
っていうか、絵がとっても可愛い!

そういえば私がハマった初めての漫画は犬夜叉だったなぁw
その頃はこういう世界なんか全く知らなくて、ブックオフとかにおいてある
アンソロジーの本もチラ見してびっくりしたものですw
『何これっ?絵がいつもと違う!あれっ?何でこの人とこの人が…?え~?!』みたいなwww
いつの間にこんな風になったんだwww

43a3471a.jpg

チャイナ服の京介♡
割と似合う♡♡ っていうか京介は肩出しの服が似合いますよね(*´∀`*)
セクシーで可愛くてかっこいいなんて最強ww
フェロモンむんむん出しまくっていればいいと思います。←

bb21c755.jpg

敏捷してトニーも…、でもトニーはあんまり…な仕上がりにw
何だか…ほら…妖しい組織のお兄さんみたい…←
この人は京介よりも色気フェロモンむんむむ~んでしょうから、
そこらへんのおねぇさん、おばさん、おばぁさん、かたや男性に至るまで
骨抜きにしてほしいと思いますw

京介の反応↓

219ad0df.jpg

ちゅけ『何か…っ何か眼だけで脱がされるっていうか、犯されるっていうか…!!』ビクビクッ♡

京介の言っている意味が分からないトニーはとりあえずこっち来んなの言葉に
ショックを受けます。ww
嫌っ、京介そんなこと言わないでっ!涙 みたいな感じですか?笑
何かちょっとお姉入ってます…?汗
私京介と絡ませたら若干トニーを壊してしまうようです←


来るなと言われても来ちゃったトニー↓

0e184bb4.jpg

やっぱり二人がいちゃいちゃしてれば私はもう何だっていい。←
トニーと京介の生キスとか…生Hが見れたら…もう私死んでもいい…←
あっ、やっぱりトニーに抱きついたり、耳元で囁かれたり、
京介のズボンに手突っ込んだり、足撫でまわしたりもしたい…。

だめだっ私は死ねない!!



…ちょっと夜のテンション過ぎて気持ち悪いですね。すみません。
画像は全部クリック原寸大です♡

拍手[0回]

× CLOSE

カレンダー

09 2024/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

手ブロやってます♡

最新TB

プロフィール

HN:
モユコ
性別:
女性
自己紹介:
トニ京が大好きです!!
でも京介受けなら何でもいけます。←
他にも馬場ボンやマミボタマミ等が好きです!
何かございましたら、下のメアドまで。

moyuko17★yahoo.co.jp
(★を@に替えて下さい。)

バーコード

ブログ内検索

P R

カウンター

アクセス解析

× CLOSE

Copyright © リーダー的ブログ(*´∀`*) : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]